あなたはどれを選ぶ?要望別・沼津アクセスガイド(東日本編)

あなたはどれを選ぶ?[要望別・沼津アクセスガイド(東日本編)]

こんにちは、zoomin’です。

沼津という街のガイドサイトをはじめるにあたって、最初にどんな記事をアップしようか。正直、大変悩みました…
一回目の更新って、勇気が要りますよね。
まずは「訪れる人」目線で考える記事を上げてみたいと思います。

皆さんは何を目的にして、沼津に来てくださるのでしょう。
ひとつは観光。人気の沼津港周辺はもちろん、最近は、沼津が舞台となった「ラブライブ!サンシャイン!!」の聖地をめぐりにたくさんのライバー(ラブライブ!を愛する人)たちが訪れているそう。
さらに、登山やダイビング。沼津アルプスは日帰りで行けるハイキングコースとして、大瀬岬はダイビングスポットとして有名なスポットです。
そして、忘れてはいけない、出張や帰省。

わたしも自分が帰る時、誰かを沼津に案内する旅、予定や目的によってプランを立てる中で、重要していることのひとつは「何を利用して行くか」。道中も楽しめてこそ、旅だと思うのです。

今回は要望別に分けて、これが最適!と思うおすすめのルートを詳しくガイドしていきたいと思います。
車でのアクセスは、公共交通機関でのアクセス方法を紹介します。
まずは東日本編。スタートは主に都心から、「時間」「お金」「旅情」の3分野から最大三つ星で評価します。

※平成30年12月時点のデータです。最新の料金・時刻等は各路線会社の情報をご参照ください。

【速度重視】東海道新幹線 – JR東海道線

東京 – 沼津間:約20分 – 1時間10分
普通車指定席:4520円、普通車自由席:4000円

時間   お金   旅情

まずは王道、東海道新幹線。これは最速ですね。
料金は、やはり早いだけある…と言えますが、ネットやアプリを使って「エクスプレス予約」を利用することで受けられる割引などもありますよ。

新幹線の最寄り駅は三島駅。三島駅からはJRの普通列車に乗り換えです。
三島駅に停車するのは各駅の「こだま号」と、急行列車「ひかり号」の一部。
特急の「のぞみ号」はなんと、静岡県はノンストップ…。
わたしは以前帰省の際に「のぞみ」に乗ってしまい、名古屋まで行ってしまったことがありました。
なんだか早いなぁと思ったら、富士山の前を思いっきり通過…。皆様はお気を付けくださいね。

【旅情重視】JR東海道線(グリーン席利用はさらにおすすめ)

東京 – 沼津間:約2時間15分
運賃:2,270円+グリーン券(距離・曜日によって異なる)

時間   お金   旅情

予算を抑えたい方は、JR東海道線の各駅列車に揺られる方も多いと思います。
基本料金は2,270円。新幹線指定席の約半額です。

熱海終点の場合は、熱海からさらに乗り換え。
夕刻からおよそ1時間に1本の割合で沼津終点の列車も運行しています。乗り換えの必要がないので、前乗りができる方に最適です。
(実は始発も沼津終点。超早起きして行く!という猛者にもおすすめ。ちょっとうたた寝しても大丈夫!)

途中の根府川(ねぶかわ)駅周辺で、東京方面からなら進行方向右側にすばらしいオーシャンビューが広がります。駅の向こうがほぼ海…という風景はもはや名物。時間に余裕のある方は途中下車もおすすめです。

さらに旅情を楽しみたい方におすすめなのが、各駅停車のグリーン席を使う方法。
平日のラッシュ時間や長期休暇の繁忙期を除けば、座れないということはほとんどありません。
右側の窓際席に座れば、オーシャンビューもひとりじめ。新幹線より安い値段で、ちょっとだけ贅沢な気分が味わえます。

各駅停車は、ICカード利用に注意!

このコースで気を付けなくてはいけないのが、Suica, PASMOなどのICカード利用。
なんとJR東日本区間とJR東海区間は、それぞれのエリアをまたいでのIC利用ができないという問題があります。
つまり、東京方面から来た場合、熱海駅を越えて乗ってしまうとICカードで改札を通過することができないのです。(ただ、グリーン券はIC利用できるという…)
これは地元民も苦戦する現象。「ICカードの相互利用が可能になった」という触れ込みで、うっかりICで改札を通り、沼津で出るときには現金支払いになってしまう…という事故に。
券売機ではICカードチャージからもきっぷが購入できます。関東近郊エリアの方、JRの各停で沼津にお越しの際は、必ずきっぷを利用して、気を付けてお越しくださいね。

【価格・楽さ重視】高速バス

新宿 – 沼津間:約2時間30分
正規運賃:2,160円

時間   お金   旅情

対して沼津直通のルートで最安値となったのは高速バス。通常料金はJR各停とあまり変わりませんが、平日回数券などを利用すると、片道1,500円程度で行くこともできるようです。
沼津行きは本数が少なく、東京駅からよりはバスタ新宿からのバスの方が本数が多い模様。朝帯は特に本数が少ないため、こちらも前乗りできる方におすすめです。

変則技:御殿場駅まで高速バス – JR御殿場線で沼津へ

バスタ新宿発の昼帯は、御殿場行きバスの本数が多め。新宿バスターミナルを利用すれば、なんと約30分に一本ほどの割合で御殿場駅行きのバスが運行しています。
御殿場駅からは沼津終点のJR御殿場線があるので、こちらのルートもおすすめです。所要時間は2時間30分~3時間。
さらに、御殿場プレミアム・アウトレット行きの高速バスを利用すれば、アウトレットから御殿場駅までは無料のシャトルバスが運行されています。アウトレットでお買い物をしてから沼津を目指すのもおすすめです。

ぴったりのルートは見つかりましたか?

沼津は都心から近いこともあり、日帰りでも十分楽しむことが可能です。
新宿駅からの小田急線〜JR御殿場線ルートなど、今回紹介した以外のルートもありますが、どれも所要時間は長くて3時間ほど。
「現地で時間いっぱい楽しみたいから、今日は新幹線で!」「今日はゆったり各駅グリーン車で駅弁を食べながら車窓の景色を楽しみたい」…希望によってカスタマイズできるのが近場の良さでもありますね。
どのルートもそれぞれ良さがあるので、それぞれを攻略する気分で楽しんでください。

自分が都心から行くことが多いので、今回は東日本編のみとなりましたが、西日本・海外編もやってみたい!
目下、情報収集中です。

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